如月伊織

如月伊織

「あなたは男性じゃない」
そう言われて僕はひどくつらかった。

如月伊織

僕が僕でいられる居場所はどこだろう、と活動をはじめた。
この写真展を知って、アンケートに「モデルをやりたい」と回答した。

如月伊織

初めての撮影。写真の中での僕はとても僕らしく、自然体でいられた。

如月伊織

僕と同じ思いの仲間を見つけるために交流会も企画した。

如月伊織

どんな人の居場所にもなれるように。少しずつ、少しずつ輪を広げる。
はじめは自分のための活動だったかもしれない。

如月伊織

けれどいつしか関わっていく人たちの居場所になっていた。
意見を交換して様々な人たちの話を聞いていると、自ずと僕自身も豊かに。

如月伊織

僕のモットーは誰でも誰かのAlly(支援者)になれるということ。
僕が自分らしく居られる場所。誰かも自分らしく居られる場所。

そんな存在でありたい。

写真: うさみさき

文: 佐倉愛斗

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セクシュアルマイノリティ(LGBT)とされる私たちを身近に感じて欲しい。
そんな思いを込め、当事者の日常を切り取った写真展企画が「ナナぶんのイチ写真展」です。
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