りおたろす

ダンサーやイラストレーターとして活動している彼女は、
他人の反応を気にして自己表現を抑えるような真似はしない。

高校生の時、同性の先輩を好きになったことがきっかけで、
バイセクシュアルを自認したが、
LBGT当事者であることを隠してしまうことは、
自分自身を隠してしまうことに他ならない。

「悪いことをしているわけではないのだから」と、
自分と関わるほとんどの人には包み隠さず打ち明けるようにしている。

「りおちゃん、レズみたいだから嫌い」
という言葉を向けられたこともあったが、
幸いにも思いつめるほど辛いことは今までなかった。

むしろ、「イベントでステージに立つ機会をいただけたり、
当事者の知り合いが増えたりして、
プラスになったことの方が多かった」という。

彼女はこれからも当事者としての自分と向き合う。

そしてその姿をイラストとダンスで表現しながら生きていく。
写真: うさみさき、カナム
文: 恒記
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